私たちは、仕事の関係で10年間ほどアメリカの中西部にて生活をしていました。
家から15分も車で走ればオープンなMTBトレイルが幾つもあったり、
遠征してウィスラーまで行ったり、北米現地の州立・市立公園内にある、
様々な専用トレイルをMTBで楽しんでおりました。
2009年、帰任に伴い帰国も近づく中で日本でも楽しいMTBトレイルが、
もっとできているのだろうと思っていましたが…
楽観的な想定に反して、日本ではMTBが無許可で私有地や林道を走ったり、
登山道でハイカーと接触事故を起こし、一部ではMTBが悪者になっていることを知り、
MTB立入禁止の看板が次々と立てられる様になってしまった事を残念に思いました。
帰国後、プロショップに最寄りのトレイルについて相談するも、
「走る所はたくさんあるが教えられない」と言われ…
「持続可能かつ地域と密着したフィールド」を、
自分たちで 造るしかないと決意しました!
この想いが原動力となり説明会を何度も開き、
地域の様々な方からご理解とご協力を得て、第1号のMTB専用トレイルパークを、
2010年8月に愛知県岡崎市のくらがり渓谷キャンプ場の近隣山林地に造りました。
続いて、2011年8月には愛知県豊田市の三河高原キャンプ村内にも、
新たにファミリーを対象にした初級〜中級者向けのトレイルパークを造る事となり、
このトレイルは地域のMTBファンの皆さまがボランティアとして集まって下さり、
一緒に造り上げる事ができました。
その後、再度転勤で今度はイギリス・東欧へ。
留守中も一緒に26ismを支援頂けた皆さまがメンテナンスやイベントを開催してくれ、
お陰様で本日まで運営出来ております。
名前の「26ism」ですが由来は元々MTBのタイヤサイズは26インチが一般的でした、
今でこそ27.5/29インチが主流ですが当時MTB=26インチと言う意味合いを込めて、
命名しました。
26ismは、地権者の資産である山林をお借りする為に山林利用料をお支払いし、
街から比較的近い場所で自然環境を守りつつ地域に賑わいを創出したく活動中です。
コースはキャンプ場そばに造り受付業務をキャンプ場に委託することで、
無料駐車場や公共トイレも完備!周辺には美味しい飲食施設もあります。
また、仲間や親子でMTBはもとより、BBQやキャンプ、釣り等も楽しんで頂けます。
さらにMTBを楽しめるように、レース・試乗会・他イベントにもご利用頂くことで、
プロショップ様・メーカー様・代理店様を始めとする関連企業様の益になるべく、
地域と一緒に新しい価値を創造できたらと思っています。
気がつけばMTBファンとして楽しむ側から、より多くの人々がMTBを楽しめるよう、
MTBを広めて支える側へと活動が変化していきました。
MTBを通して「地域・山林を取巻くポジティヴなサイクル」を生み出す為に、
26ismは下図に表されている5つの笑顔を生み出したく活動しています。
26ismでは上記の「願い」を実現すべく更なるMTB文化の醸成を求め、
一緒に「共演」頂けるパートナー企業様を募集中です。
ご共演頂く事で御社製品ご利用のお客様・社員の皆様とそのご家族へ、
福利厚生として26ismご利用が無料となるフリーパスを付与する事で、
お取引先となる販売店各様・地域のファンの皆様にもメリットになると考えます。
「モノ」の販売だけでなく受け皿となる「場所」の提供・支援を。
詳細につきましては「お問合せ」から是非ご連絡下さい。